DigiTimes の記事によると、台湾のサプライチェーンメーカーの話では、次期 iPad の量産は2013年7月〜8月に開始されるようだと言われています。
iPad 5th
次期 iPad (特に iPad 5th)は、薄く軽くするためのアップデートが含まれる可能性が高く、20〜30%の軽量を実現するために、薄膜型タッチパネル技術の採用や、iPad mini 同様の細いベゼルのデザインに変更されるという声が多く聞こえています。
現在の iPad は確かに軽量とは言い難く、テーブルや膝の上で操作する分には問題ありませんが、手で持って長時間閲覧するにはちょっと重いですよね。
2〜30%の軽量となると、体感的にはかなり軽く感じるはずです。バッテリー稼働時間を犠牲にすることなく、軽量化を果たした場合はたとえ iPad 4th からでも買い換える理由に十分なり得るのではないでしょうか。
iPad mini 2nd
iPad mini に関しては、プロセッサのアップデートのみのモデルに併せて、Retina Display 搭載のモデルが追加されるといった話も出てきています。
先日円安の影響で大幅に値上げされてしまった iPad シリーズ。中でも最安値の iPad mini 16GB モデルは3万円を切る価格でしたが、とうとう3万円を越える価格になってしまいました。
もっとも、これは日本に入ってくる海外端末のサガのような物なので、仕方が無い事なのですが、今後 iPad mini に Retina Display が搭載されることになるとその価格を据え置けるのかという点は非常に気になります。
据え置けない、となった場合は現状で非 Retina 搭載の iPad mini 16GB が 32,800円という価格ですので、これよりも高いということになてしまいます。
仮に 5,000円程度の差がつけられたとしたら 37,800円という価格なわけですが、こうなると良く比較対象になる Nexus 7 (現行機 16GB 19,800円)や Kindle Fire HD (現行機 16GB 7インチモデル 15,800円)などとの価格差はより大きな物となってしまいます。
円の価格の話はさておき、他社製品との価格の開きについて Apple がどのように解釈するのかは微妙ですが、なんとなく「他社製品との価格の比較は問題ではない」といったスタンスでリリースしそうな気がします。
非Retina Display モデルを継続してラインナップに加えるのであれば、日本円にしてもせめて2万円台で購入できる価格帯に見直せば普及台数も随分違った物になるのではないかと思うのですが…どうでしょう。
いずれにしても発売は秋!?
次期 iPad の発売は10月ではないかと言われています。現行の iPad シリーズが昨年秋に発売になりましたので、1年でモデルチェンジというサイクルなら妥当な所かもしれません。
ただ、今月行われる Apple の発表イベントである WWDC2013 で iPad シリーズに言及されるかどうかは微妙な所ですね。
iOS 7 の発表はあるかと思いますが、実際のリリースは夏になりそうですし、メインは昨年同様 MacBook のモデルチェンジ発表ではないかと予想しています。
今回は MacBook Air Retina Display モデルが噂になっていますね。そうそう、長くアップデートしていなかった Mac Pro も発表になるのではないかと言われています。
そんなわけで Apple からの公式発表はまだ先のような気がしますが(iPad mini の例からすると秋発表&発売!?)iPad シリーズがどの様に変化していくのか、興味をそそる情報が現れた際はまた記事にしたいと思います。
蛇足ですが、この記事には「ボク個人の妄想や予想」が多く含まれています。DigiTimes の記事に関しても「噂のレベル」ということでお願いします。
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