2017年6月6日深夜(日本時間では7日)WWDC 2017 で発表されたいくつかの製品のうちのひとつが iPad Pro 第2世代で、プロセッサの性能の向上の他、リフレッシュレート120Hzのディスプレイを搭載するなどパワーアップがなされました。
なおかつ従来の 9.7インチモデルはその姿を消し、10.5インチモデルとしてラインナップ。若干筐体は大きくなりましたがわずかな差ということで大半のユーザーは許容範囲と言えるサイズで液晶サイズの大型化がなされました。
そして本日2017年6月13日は iPad Pro の第2世代 12.9インチと 10.5インチの発売日となりました。
せっかくなので新iPadリリースとともに更新再開など
特に狙っていたわけでは無かったのですがいつか再開しないとと、思いつつ放置してきたこのサイトですがせっかくなのでこのタイミングで更新を再開することにしました。
かつてこのサイトのSNSアカウントなどをフォローいただいていた方々には大変申し訳ない状況でしたが、ここから新たに再スタートしたいと思います。
iPad Pro に思うこと
液晶サイズに変化があった 10.5インチモデルが特に注目を浴びているようですが、液晶サイズ以外にメモリも強化されているようで 9.7インチでは 2GB だったメモリはこの度 4GB に増強されているようです。(12.9インチはもともと4GB)
リフレッシュレート120 Hzにアップした液晶はその違いが体感できるものと、利用者のレビューも多く見られます。
WWDC 2017 の発表を鑑みるに Apple の方針としては iPad の位置づけをより PC(Mac)に近づけているように感じ取れ、特にこの秋リリースされる iOS11 にアップグレードしたさいに iPad Pro の真価が発揮されるように感じられます。
これは iPad Pro に限らず、もちろん iOS11 が動作する iPad すべてに共通することですが、ホーム画面に macOS の Dock にそっくりなランチャーを搭載することや、ファイル管理の強化、ファイルのドラッグ&ドロップに対応するなど、その仕様を macOS に寄せてきているのが見て取れます。
これまでコンテンツの消費に最適とされてきた iPad ですが、コンテンツの制作にはやや力不足な部分は否定できないものがあり、その点においては Mac と棲み分ける方針としていたものを覆してきたことに iPad の位置づけが変化してきていると解釈して良いと思います。
もちろん Mac の完全な代替にはならないことは間違いありませんが、これまでよりその守備範囲が広がり、必ずしも Mac を含むパソコンを手に入れずとも iPad で完結できる作業は増えるものと思われます。
Mac と用途がかぶるという点について、メーカーの判断は難しいものがあったかもしれませんが、一部のヘヴィーユーザーの要望に応えただけであって、とっつきやすいタッチデバイスであることから需要のある層そのものはあまり変化はないのではないかと言うのがボクの見解です。
特に iPad Pro においては現状 Apple Pencil の利用目的での購入動機が非常に大きなウェイトを占めるのではないかと思いますので、どちらかというとディスプレイの強化のほうがボクとしては魅力を感じる点ではあります。
iPad Pro 欲しいよね
いきなりカジュアルな見出しでアレですが、9.7インチの発売あたりで Apple pencil が使える端末として非常に魅力を感じていましたが、この度のアップデートでメモリが 4G になったりディスプレイがさらにアップグレードするなどして物欲は加速するばかりです。
実際に 9.7インチ iPad Pro と Apple Pencil の使用感は体験しましたが、他社スタイラスペンの追随を許さない快適な書き心地に驚きました。
発売当初はタブレットとしてはかなり高価な部類でしたが(現在も他社製品と比べるとまだ高いですが)、少しずつ価格も抑えられてきています。
今回非常に魅力的な進化を遂げたと言って良い iPad Pro 2種は旧来機からの買い換え・買い増し、新規購入いずれにとっても良い選択になるのではないかと思います。
ちなみにボクは MacBook Pro(late2016 15″)を購入して間もない所帯持ちのため、もう少し我慢して時期を見て手に入れたいと虎視眈々と狙っております…。
Apple Pencil 利用が目的なのと、できれば持ち出したいので 10.5インチモデルが欲しいですね。本日入手した方々は本当にうらやましいです。
と、愚痴ったところで締めたいと思います。
マイペースになろうかとは思いますが、今後可能な限り更新して参りたいと思いますので当サイトを宜しくお願いいたします。
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