長らく継続されていた iPad 2 の販売ですが、いよいよ終了という事になりました。それと同時に iPad 第4世代(4th)が再販開始となっていますが、iPad 2 同様に 16GB モデルのみのラインナップとなっています。
また、カラーバリエーションは従来通り、ホワイトとブラックの2種類です。
Apple Online Store の様子
現在、Apple Online Store ではこの通り、iPad 2 のポジションに iPad 4th が存在しており、16GB モデルのみの再販で有ることがわかります。
リーズナブルな9.7インチ iPad のポジション
これまで RetinaDisplay を搭載しない為に安価に入手できる端末として iPad 2 はラインナップされていましたが、価格差においてお買い得感が少ないと言うことや、iOS 7 のリリースで処理速度の問題や、今後最新 OS が動作しないモデルになるなどが廃止の理由ではないかと想像しています。
今回、このポジションに iPad 4th が据えられるわけですが、気になるのは販売価格。
iPad 4th は発売当初、日本では42,800円で発売、その後円相場の変動で49,800まで値上げされました。(いずれも16GBモデル)
今回、復刻した iPad 4th の価格は 39,800円と、以前の最終価格より10,000円ほど下げられています。
iPad Air との価格差は
現在9.7インチの最新モデルとなる iPad Air の16GBモデルは51,800円となっており、12,000円差ということになります。
12,000円差の中には本体の重量、サイズ(特に厚み)、プロセッサの速度が含まれるわけですがこれらに目を瞑れるということであれば12,000円安く買えるというメリットを活かすのもアリかと思います。
ボクは発売当初の価格で iPad 4th を購入し、その後 iPad Air 購入時には比較記事などを書きましたがボクの利用環境下において、処理速度については顕著な差はみられませんでした。
また、iOS 7 にアップデートし少しの間利用しましたが(現在 4th は手元にありません)特に問題無く、快適に利用できていました。
ただ、iPad Air に慣れると厚みはともかく重量の差はかなり気になると言ってもいいくらい違うので、頻繁に外に持ち出す方や、手に持って利用するシチュエーションが多く想定される場合は Air を検討された方が活躍の場が大きく変わってくると思われます。
軽いということはそれだけで機動力になります。
iPad 4th 購入のメリット
最新機種をさしおいて一つ前のモデルの方が良いよ!とは諸手を上げては書きにくいのは正直なところですが、iPad 2 からの買い換えの場合は、ケースやカバーを流用できる為、アクセサリーの買い換えが少ない点はメリットかもしれません。
30pin ドックコネクタから Lightning コネクタに変更されていますので、ドック関連のアクセサリーは流用出来ませんが、カバーとケースだけでもそれなりにお金がかかりますので、そこまで予算として検討するなら2万円前後変わってくると思います。(iPad Air購入と比較した場合)
コストパフォーマンスは高め
廉価モデルに位置づけられながらも Retina Display を搭載していますから、最新の Air と同じ解像度ですし、アプリの利用などを比較した場合のコストパフォーマンスは高い物と言えると思います。
iOS 端末としては最大である 9.7 インチタッチパネルを Retina Display の美しい映像で楽しめるという意味では、最安値ということになりますので初めて iPad を購入するという方には悪くない選択肢かもしれません。
ただ、ボク的には後で後悔しないように店頭で Air とその重量差などは確認して、納得の上で購入された方がいいかと思ったりします。
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